災害って、どこでも起きてしまうんです。
こんな海の近くに住むのが悪い
こんな山の近くに住むのが悪い
ここは地質が悪い
こんな人の多く住んでる人が悪い
って、何も知らない人、その地域のこと知らないは「○○が悪い」って勝手に言い始める傾向があるんですよ。
災害が起きると必ずこういう人いるんだけど、
ものすごい揺れとか、ものすごい大雨が来たらアレはどうしようもないんです。
災害が大きすぎると、逃げようがないんですよ。
避難場所っていうところが潰れていたりするので。
結果的に見て、「ここは大丈夫だったね」「ここは駄目だったね」っていうのが判断できるんだけど。
実際、その災害の真っ最中はどこにいるのが正解なのか分からないんですよね。
避難せずにとどまっていた人が助かって、
逆にちゃんと逃げようとした人がたまたま災害に巻き込まれてってことがあるんですよ。
私も実際にその手のことは聞きました。
実際に私は身近で災害を経験したことがあって、
私が住んでいる家は被災地と呼ばれながらも正直運が良かったんです。
その時、私は一切ライフラインが止まることなかったんです。
水も電気も普段通りでした。
普通に猫たちと生活しました。
全国から「大丈夫か?」っていう連絡いただきました。
私はニュース見ないので身近で災害起きてるの全然知らなかったんです。
でも、「昨日の夜にたくさんパトカーとか、サイレン音がしてた」って思い出すんですよ。
歩いて行くと、ちょっとした先ではすごいことになってました。
道が塞がってたりしていました。
見慣れていた光景が悲惨になってました。
マスコミって悲惨なところばかり映すので、
「そこ一体が全部ダメになった」って全国の人は勘違いする。
だから、私のところにも大丈夫かって連絡がくる。
なぜかこの家だけ助かってる
あと2m違えば助かってたのに
なんでこの家に直撃したの?
私の家の前で崩れてるけど、電気と水道は大丈夫だった
ここは2人亡くなったよ
その時は近所だったので、私はスコップ持ってボランティア活動しました。
(ボランティア活動保険に入りました)
災害っていうのは分からないものだな~
運なの?
分からないな…
と、その時痛感。
全国からボランティアの方来ました。
冒頭での言葉。
山が近いから
地質が悪い
こんなところで住んでるのが
っていう言葉をチラホラ聞きながら、一緒にボランティアしました。
いや、違うんだよ。
大きい災害は正直どこに住んでても大きい被害になる。
平地に住んでても被害受けてる人もいるし、
山住んでても普段通り生活できる人もいるし
いや、分からないんだよ
今日、私はポストを見て、「そうなんだよ」って思ったことがあります。
ところが、、、
48時間の任務を終えて3日目の撤収中には、東北自動車道の裂け目のほとんどが早くも土嚢で埋められていた。仕事速いな。そして、6日目に岩手県に再出動した時には、裂け目のみならずくの字に盛り上がった路面もならされ、なんと高速走行可能なまで修復されていた。仕事速すぎ。
(2/)— 白石 淳, 救急医 / Shiraishi Atsushi, MD, PhD (@shiraishia_md) January 5, 2024
道がぐちゃぐちゃになっても、日本の道を作る技術はすごくて、早くて、私も身近で感じたんですよ。
24時間なんだか工事してて3日ぐらいで通勤バスで職場に通れるようになったんです。
初日に、水まみれの中をツッコもうとした車が立ち往生してるのみたんですけど、その場所を3日ぐらいで夜通し直してましたよ。
他の道にみんな行くから大渋滞してたんですけど解消。
もちろん、ものすごい被害を受けたところはさらに時間がかかりました。
すぐ直せそうになかったら、その横の空き地に道を作って少し迂回させるような形で道を作ったり。
(今ではいつもの道になっています、時間かかりますけど)
道がぐちゃぐちゃになっていうのを見ると、土木工事っていうのはすごいなって感動します。
北陸の人たち、いつもふと思ってしまします。
心配です。
1月2月3月って寒いじゃないですか。
猫や犬もキャットフード、ドッグフードいきわたってるの?
大丈夫かな?
飼えなくなったから手放す人もいるかもしれない
って心配です。
被災地って、我慢我慢我慢でイライラし始めるんですよ。
喧嘩とかあったりするんです。
それも心配です。
あー、羽田の飛行機の件も辛いな。
そう思いながら、いつも私は猫と生活しています。