お久しぶりです。
三重炎の子はタインタインちゃんという名前の子だったのですが、
その子がなくなってしまいました。
５月２９日に亡くなりました。
動物病院で検査した結果、胆汁が問題だったんですけど。
一時期おしっこがオレンジ色になったりしました。
本当にオレンジ色のおしっこです。
持ち直したんですけど、亡くなってしまいました。
非常に可愛い、体の大きな子だったから、亡くなった実感がないのか
この数か月全然悲しんで泣いたりしてないんですよ。
出窓の方でまだ寝てるかもしれないな、と思ったりしています。
あの子が私の家に来た経緯は首から肉が見えてて、体液を垂らしてる姿を半年見ていたんですよ。
野良猫で栄養状態が悪いから傷がずっと塞がらずピンクの肉が見えてたんです。
５０ｍ遠くから見たときに「あれ？猫の首がピンク色？なんで？」と思いました。
肉が見えててピンクだったんです。
「どうにかして捕まえたいけど、この距離。近づいたら逃げるだろうな。私の家の敷地内に来てくれれば捕まえれるかも…」と思ってた。
あんなに体大きいのに今まで見たことなかったから、どこかから流れ着いてきたこだったのかな。
それ以降、頻繁にみかけることもなく、でも首の傷は塞がっておらず。
半年超えたぐらいで、私の家の敷地内に来たんですよ！
それで捕獲機を用意したんだけど、この子が一向に入らず。
ある時、段ボールの中で呑気に寝てるのを見つけて、近づいても気付いてないようで
「今だ！」と思い、入口側を自分の体に押し付けて(笑)家の中に入れたんですよ。
６畳の部屋に入れて、なんとかかごに入れて動物病院へ連れて行った。
ウイルス検査、ノミダニお腹の虫駆除、去勢手術、ワクチン…
「すみません、この首の傷も洗っておいてもらえませんか？」と言い。
肉が丸見えのピンクの部分、血じゃなくて透明な体液が出てて
傷周りの白い毛を砂埃が真っ黒に染めてたんですよ。
特有の妙な匂いもしていたし。
病院から家に連れて帰って、三段ケージにいれました。
もこもこのタオルケットを用意したら、それが気に入ったらしく頭とか首を擦り付けてました。
そしたら、そのタオルケットに首の体液がついて異臭を放っていました。
首の傷は塞がるのに３か月かかりました。
「毛ももうそこには生えないのかな？あれだけ長く肉見せてたし…」と思っていたら、
ゆっくりと毛が生えて分からないぐらい綺麗な白い毛が生えたんですよ。
不思議ですね。
いつも顔を背けてケージの中にいたんですけど、大人しい子で、
背中を撫でてあげたら、逃げもせず背を向けたままビクっとしてました。
当分、ビクっビクってしてました。
で、人間になれてくると、今度は「撫でてくれ、撫でてくれ」と私の手に頭を当てて、
地面にコロンと転がって、私が転がってたら真横にコロンと転がって撫でてくれと甘えん坊さんでした。
目をキラキラさせて、「お菓子くれるんでしょう？」って見てきたりもしていました。
遺伝でおそらく体の大きい８キロもある子だったんですけど、俊敏な動きを見せて笑わせてくれました。
動物病院へ連れていった時、獣医さんから「何歳ですか？」って聞かれて、
「初めて会った時からこの大きさです」と答えた私。
見た目、歯もかけてド素人の私が見ても「若い子ではなかった」子です。
年取ってるなって感じの子。
一緒に住んで５年。
良い子だったから寂しいわ。
でも、この家の中をまだ飛び回ってたり昼寝したり気がして
私は悲しいとか思わず
今のところ過ごしています。
今、猫は１５匹います
