「その猫を助けるために、あなたお金を出せますか?」

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急にブログを書かなかったのに、なんで私が急にブログを書き始めたのか。

こういうことがあったんです。

 

 

一昨日、私は近所のおばちゃんと一緒にランチを食べたんですよ。

 

この方はJRの線路で猫が多数ウロウロしてた事件(このブログに書いてるんですけど)で、

最後の黒猫に餌付けしてたおばちゃんなんです。

 

あれから何年経ったか忘れましたけど、

猫を通じて出会い、今でも仲のいいおばちゃんなんですよ。

 

久しぶりにランチをいただこうとなって、ログハウスの喫茶店で頂きました。

そこのオーナーさんとも仲良くさせていただいて、

他にお客さんもいなかったのでそのおばちゃんとの出会いを話してたんですね。

 

その時に、犬猫みなしご救援隊の中谷さんの話をしたんですよ。

そのJRの野良猫を捕まえるときに電話してたんです。

 

動物愛護団体によく「猫を助けてください!」っていう電話がかかってくる。

で、「じゃあ、あなたはその猫のためにお金出せますか?」って聞くと、

必ず電話は切れるんですよ(笑)

 

猫を助けてっていうわりに、みんなお金を出さないんですよ。

責任を押し付けようとする人が多いんですよ。

 

だって、猫を捕まえると、絶対ぜったい最低でも5万円ぐらいは用意しないといけないんですよ。

去勢・避妊手術、ワクチン、ノミダニ駆除、ウイルス検査etc…

これで5万ぐらいはかかります。

 

捕まえる前に野良猫がどう暮らしてるかとか見て、誰かが餌あげてるのかなと想像して

ド素人の私は必至で捕獲方法とかも考えます。

 

これでね、精神と体力がすり減るんですよ。

お金以外でも何か減っていく(笑)

 

助けるのって気合がいるし、お金が出ていく。

メリットは正直「あの子を汚い、あの危険な場所から助けられて良かったわ。私の心もつっかえ取れたわ~」っていう気持ちぐらい。

そう、私は自分を救いたいために猫を拾ってくるんだけど。

(でも、目に入った全部の猫を連れて帰ってくるわけじゃない)

 

あの場所は住めないな

あの場所は危険だな

この子女の子だから、もう少しで妊娠できるわ

あそこで赤ちゃん産まれるとつらいな、増えるな…

 

と思うと、私は気になって気になってしょうがないんですよ。

 

 

この話をすると、喫茶店のオーナーは「私は全然そういうの気にならないのよね」と言われる。

私も実はそうやって、気にならないで生きていきたかった。

そういう性格になりたかった(笑)

 

だってそうだったら、自分にお金を使えるし、自分のために時間使えるし、楽じゃないですか。

旅行もいけるし。

理性的に考えればやっぱり誰だってそう思うじゃないですか。

(旅行は疲れるから行く気もともとないけど)

 

愚痴愚痴いいながらも、なんだかんだいって、私は猫と幸せに暮らせてます。

今は感謝しています。

これ以上は増やせないですけど。

 

っていう話を喫茶店でしたんです、一昨日。

 

 

昨日、仕事から帰ってきたときに、そのおばちゃんから電話があって

何だろうと思っていたら…

 

おばちゃん「もう猫飼えないわよね?」

私「???」

お「知り合いがドラッグストアで小さい猫がいるって…」

私「うん?」

お「あなたはもう無理よね?家に猫がたくさんいるもんね」

私「その人は、その子のためにお金を出せますか?」

お「やっぱり駄目よね」

 

えー、昨日その話をしたのにさ、私にその猫を飼えっていうの?

で、その人は責任を多少負ってくれるためにお金を出してくれるのかと思ったら

やっぱり出してくれない感じだったわ。

おばちゃん、見損なったよっと少し思いました。

 

私もあの子もその子も助けてあげたいと思うんだけど、

私は個人で猫を飼ってるし、

ご飯もトイレの砂も医療費も個人の財布で出してる。

 

○○動物愛護団体に所属しているわけでもないんでね。

 

掃除も自分でしないといけない

(ルンバとブラーバ、全自動猫トイレを利用して少し楽してはいるけど)

 

猫をたくさん飼ってたら絶対に掃除は必須。

朝起きたら何するかって、最初に猫のトイレ掃除。

 

1匹増えるくらい問題ないでしょって言われそうだけど、

家の生活に慣れてない野良猫を迎えると、その子にいろいろと教えないといけないし、

先住猫たちも混乱するし。

かなり気を遣うんですよ。

 

猫って、ミルク飲んでる子ならまだしも、

小さくてももうすでに走り回ってる子はすごい爪と牙をむき出しにしてくるから性猫と変わりないんですよ。

 

っていう感じのことがありました。

 

今日も一日、ひとまず頑張ろう。

そろそろ猫のご飯を頼まないといけないわ。